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SQLってなんだか難しそう…と思っていました
SQLを初めて勉強するとき、正直なところ僕はかなり難しそうなイメージを持っていました。
「データベース」という言葉だけでも少し身構えてしまいますし、テーブル、レコード、カラム、SELECT、WHERE……と、初めて見る言葉が次々に出てきます。
プログラミング言語とは少し雰囲気も違うので、
「これ、本当に理解できるかな?」
というのが最初の印象でした。
そこで学習に使ったのが、**「スッキリわかるSQL入門 第4版 ドリル256問付き!」**です。
実際に読み進めてみると、思っていたよりも入りやすく、
「SQLってこうやってデータを取り出すのか」
「この条件を付けると、こう絞り込まれるのか」
と少しずつ理解できるようになりました。
特に良かったのが、読むだけでなくdokoQLを使ってその場でSQLを動かせたことです。
SQL初心者の僕が実際に使って感じた良かったところと、「ここはちょっと大変だった」という部分まで正直に紹介していきます。
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スッキリわかるSQL入門 第4版はどんな本?
「スッキリわかるSQL入門 第4版」は、これからSQLやデータベースを勉強する人向けの入門書です。

内容は、最初のSQLから始まり、SELECTなどの基本的な命令、検索条件、集計、複数テーブルの結合、トランザクション、データベース設計まで段階的に進んでいきます。
最初から難しいSQLをいきなり書くわけではなく、
「まずデータベースとは何なのか」
というところから少しずつ進むので、SQL初心者でも入りやすい構成だと感じました。
さらに、後半にはSQLだけではなく正規化などを練習できる特訓ドリルも収録されています。
SQLは説明を読んだだけだとわかった気になりやすいので、自分で書いて確認できる問題が多いのはかなり助かりました。
実際に読んで良かったところ
① 登場人物が「そこ聞きたかった!」を代わりに聞いてくれる
このシリーズで僕が好きなのが、登場人物を使った説明です。
今回も立花さん、朝香さん、湊さんなどが登場し、学習を進めていきます。

ただ説明文が続くだけではなく、
「それってどういう意味?」
「なんでこうなるの?」
といった疑問を、登場人物がマンガ風のコメントで聞いてくれます。
これが意外と助かるんですよね。

自分で読んでいて、
「いや、その前のところがわからないんだけど……」
と思った瞬間に、登場人物が同じような疑問を出してくれることがあります。
「そう!それが聞きたかった!」
となる場面が何度もありました。
技術書というと文章とコードがずらっと並んでいるイメージがありますが、この本は会話が途中に入るので、少し気持ちを切り替えながら読み進められます。
② 難しそうだったデータベースが少し身近に感じられた
SQLを勉強する前は、
データベース=難しそう
という印象しかありませんでした。
ですが、実際には表をイメージしながら学習していくので、
「この列が商品名で、この列が価格」
「この中から条件に合う行だけ取り出す」
というように考えると、かなりイメージしやすくなりました。
特にこの本では、テーブルの状態を表で見せながら説明しているところがあり、
SQLを実行する前と後でデータがどう変わるのか
を確認しやすかったです。

文字だけで、
「この命令を実行すると、この条件に一致したデータが抽出されます」
と言われるより、表を見た方が僕には圧倒的にわかりやすかったです。
SQLは「書き方」だけではなく、「実行するとどのデータが取れるのか」をイメージすることが大事だと感じました。
③ dokoQLですぐにSQLを試せるのが便利
SQLを勉強するときに心配だったのが環境構築です。
データベースをPCに入れて、設定して、接続して……。
勉強を始める前から、
「そこでもう詰まりそう」
と思っていました。
この本ではdokoQLというブラウザ上のSQL実行環境を使えます。書籍に掲載されているSQLを試しながら学習できる仕組みです。

実際に使ってみると、登録後すぐSQLを入力して実行結果を確認できました。
たとえば本を読んで、
「SELECTってこう書くのか」
と思ったら、そのままdokoQLで入力して試せます。
説明を読む
↓
SQLを書く
↓
実行する
↓
結果を見る
この流れをすぐ繰り返せるのがかなり良かったです。
SQL初心者の場合、まずは環境構築よりもSQLを書いて動かすことに集中したいと思うので、その点ではかなり取り掛かりやすいと感じました。
④ 表を使った説明が見やすかった
個人的にこの本でかなり助かったのが、表を使った説明です。
SQLでは、
「実行前のデータ」
「条件」
「実行後の結果」
を頭の中だけで考えると、だんだんわからなくなってきます。
特に複数の条件が出てくると、
「結局どの行が残るんだ?」
となるんですよね。
そういう場面で表があると、一気に理解しやすくなりました。
「この行は条件に合う」
「こっちは外れる」
と目で追えるので、自分の考えと結果を比べやすいです。
僕の場合、SQLはコードだけを見るより、テーブルとセットで見る方が理解しやすかったです。
⑤ 付録の簡易リファレンスが意外と便利
学習が進んでくると、
「あれ?このSQLどう書くんだったっけ?」
ということが増えてきます。
最初から最後まで全部覚えられるわけではないので、後から確認できるものが欲しくなります。
この本には、付録としてDBMS別互換性簡易リファレンスが付いています。
最初に読んで終わりというより、
「この書き方なんだったかな?」
となったときに後ろを確認できるのが便利でした。
参考書は一度読み切ったら終わりではなく、勉強中に何度も戻って確認するので、こういったページがあるのは助かります。
⑥ 特訓ドリルで「本当に理解できているか」を確認できる
この本の大きな特徴の一つが、256問のドリルです。
SQLや正規化などを実際に自分で考えて解いていきます。
説明を読んでいると、
「なるほど、わかった」
と思うんですが、問題になると全然違います。
いざ、
「では自分でSQLを書いてください」
と言われると、
「……どう書くんだっけ?」
となることがありました。
この瞬間に、
読んで理解することと、自分で書けることは別なんだ
と実感します。
その意味ではドリルがあることで、自分が本当に理解できているのかを確認できました。
巻末ドリルの解答については、本書内に入手方法の案内もあります。
正直に感じたデメリット
① 文字だけの説明は少し理解しづらいところもあった
表を使った説明はかなりわかりやすかったです。
だからこそ逆に感じたのが、
「この部分も表や図が欲しいな」
というところです。
文字中心で説明されている箇所では、一度読んだだけでは理解できず、
「ん?どういう意味だろう?」
と何度か読み直すことがありました。
それでもわからないところは、Webで別の解説を検索して確認しました。
同じ内容でも説明する人が変わると、
「ああ、そういうことか!」
と急に理解できることがあります。
この本だけですべて理解しようとするより、わからないところはWebの解説も併用するくらいの使い方がちょうど良かったです。
② 256問のドリルは正直かなり多い
ドリルがあるのは間違いなく良かったです。
ただし、
256問はやっぱり多いです(笑)
最初は、
「よし、全部やるぞ!」
と気合いを入れて進めるんですが、後半になるにつれて少しずつモチベーションが落ちてきました。
特に普段の勉強や仕事と並行しながらやっていると、
「まだこんなにあるのか……」
となることもあります。
ただ、これは逆に言えば、それだけ練習できる問題が用意されているということでもあります。
僕の場合は、
今日は10問だけ
この章だけ終わらせる
という感じで細かく区切った方が続けやすかったです。
最初から「256問全部終わらせる!」と考えるより、少しずつ進めた方がいいと思います。
商品紹介
この本はこんな人におすすめ
SQLを初めて勉強する人
一番おすすめしやすいのは、やはりSQL初心者です。
僕自身、最初はデータベースに難しい印象を持っていましたが、基本から順番に進められたので取り掛かりやすかったです。
いきなり複雑なSQLを書くのではなく、まずは基本から少しずつ進めたい人には合っていると思います。
環境構築で止まりたくない人
「SQLを勉強したいのに、その前の環境設定で一日終わった」
という状態を避けたい人にも向いています。
dokoQLを使えば、ブラウザ上ですぐSQLを試せます。
最初はSQLそのものを触ることに集中し、必要になった段階で本格的なデータベース環境へ進むのもありだと思います。
読むだけではなく手を動かして勉強したい人
参考書を読んだだけで終わらせたくない人にもおすすめです。
特訓ドリルがあるので、
「自分は本当に理解できている?」
という確認ができます。
間違えた問題があれば、その部分だけ本文へ戻る。
この繰り返しができるのは良かったです。
SQLだけでなくデータベースの基礎も知りたい人
本書ではSQLだけではなく、トランザクションやテーブル作成、データベース設計なども扱っています。
そのため、
「SELECT文だけ覚えたい」
というより、
SQLとデータベースを基礎から勉強したい
という人に合っていると思います。
よくある質問
SQLをまったく知らなくても読めますか?
僕自身も、最初はデータベースにかなり難しいイメージを持っていました。
ですが、本書は「はじめてのSQL」から順番に進んでいく構成なので、SQL初心者でも始めやすいと思います。
ただし、読むだけではなく実際にSQLを書きながら進めた方が理解しやすかったです。
自分のPCにデータベースを入れないと勉強できませんか?
最初から必ず自分のPCにDB環境を作る必要はありません。
dokoQLを使ってブラウザ上でSQLを実行できます。
まずは本の内容を試してみたい、という段階ではかなり便利です。
ドリル256問は全部やった方がいいですか?
全部できれば一番良いとは思いますが、無理に一気に終わらせなくてもいいと思います。
僕自身、量の多さで途中からモチベーションが落ちました。
なので、
「今日はここまで」
と範囲を決めて少しずつ進める方が続けやすかったです。
SQLだけ覚えればデータベースは理解できますか?
SQLを書く力だけでなく、テーブルの考え方や設計なども知っておいた方が理解しやすいです。
この本ではSQLの基本からデータベース設計まで段階的に扱われています。
最初は全部理解できなくても、SQLを書きながら少しずつデータベースの仕組みまでつなげていけばいいと思います。
まとめ|SQL初心者でも思ったより入りやすい1冊でした
SQLを勉強する前は、
「データベースって難しそう」
という印象がかなり強かったです。
ですが、「スッキリわかるSQL入門 第4版」で実際に学習してみると、最初から難しい内容を一気に覚えるわけではなく、少しずつ積み上げていけました。
僕が特に良かったと感じたのは、
- 登場人物の会話が初心者目線でわかりやすい
- 表を使った説明でSQLの結果をイメージしやすい
- dokoQLですぐSQLを動かせる
- 簡易リファレンスで後から確認しやすい
- 256問のドリルで理解度を確認できる
というところです。
一方で、文字中心の説明では少し理解しづらい部分もありましたし、256問のドリルは正直後半しんどくなりました。
なので、
この一冊だけですべて完璧に理解しよう
と考えなくていいと思います。
わからなければWebで別の解説を見る。
ドリルが大変なら1日10問だけやる。
それくらいのペースで十分です。
SQLは最初こそ難しそうに見えましたが、実際にデータを取り出せた瞬間は、
「おお、ちゃんと取れた!」
とちょっと楽しくなってきます。
SQLをこれから勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない。
そんなSQL初心者が基礎から学ぶ最初の一冊として、かなり使いやすい本だと感じました。

